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▼世界観の解説
[ 世界年表 ]

2200年

 国連よりAES計画発足。
主任設計者として生物工学博士"Katuya Morishima"が選出される。
AES計画とは、地球上の人口が理論的限界値に達しようとした時それまで進行中であった月・火星への人類移民計画等が人口増加の前には無に等しい成果しかあげていないばかりか、資源の殆どを地球側に依存するを得ない状況であった為、国連は打開策として、自給自足可能な独自の生態系システムを持つ移民船計画を打ち出す。
テスト段階を経て完成した移民船は三基。 当初の予定では、100万人規模の移民船を想定していたが生態系を維持するのが困難であった為、一号基"Another Dimension"は10万人規模の独立した生態系を持つ移民船として、二号基"Second Earth"並びに三号基"Third Vesperl"は半自給自足型の移住可能な惑星の100万人規模探索型移民船として設計が成された。
 この一連の計画が"AES計画"である。

2203年

 一号基の建造開始。
他の二基とはシステム設計の違いから"Another Dimension(他次元)"と命名され、各種テスト・移民の募集等が行われ始めたのもこの時である。なお、上記でAnother Dimensionは他の二基とはシステム設計が違うと述べたが、具体的な違いは、生産者としてAnother Dimensionが機能し、擬似生態系による生態合成を取り入れている。 生産者としてのAnother Dimensionより生態圏への有機物・水分等の供給は循環液の塗布で行われている。一時消費者として"ad-worm"と命名された平均体長2cmのミミズ型の昆虫が設計され、土中の有機物・有機塩類等の吸収と貯蓄を行い、二次消費者として"ad-mouse"と命名された平均体長30cmのネズミ型哺乳類がad-wormを主食とし、ビタミン等の合成系を持っている。 そして三次消費者には人類が設定された。分解者としては、多種の細菌類・ナノロボットが設計されているが、特徴として単糖類の分解者は存在せず、32℃以上での死滅、極めて高い抗体反応が挙げられる。
 全体の設計方針として有性生殖は行わない事と、DNAレベルでエラーチェックを行う事で単一遺伝子のみの継承を行っており、進化は発生しない。

2205年

 この年の10月10日に一次AES計画が実行され、総勢210万人規模の移民船が出航した。

[ Another
Dimension年表 ]


2246年

 中央権力機関である"EHB"は管理外での人口増加を確認し、人口抑制政策(出産認可制度等)を実施する。
中央権力機関EHBとは、"平等"の名の元に、Another Dimension建造当時より組織される唯一の権力・法組織。
初代議長として"Daras Rosso"艦長が兼任する。Dras Rosso艦長の没後は、矛盾を抱えたまま世論の批判の高まりとともに解散に至る。

2293年

 常に平等であった供給が人口の増加により悪化。これにより貧富の差が出るようになる。
 4月29日、事態を重く見た中央権力機関"EHB"より第二次出産禁止令が発令された。第二次出産禁止令では、非管理区(スラムと呼ばれる)での全面出産禁止、及び避妊手術の義務化という内容であった。 これにはスラムの住民が反発し、避妊手術の任にあたっていた医療スタッフを軟禁し、第二次出産禁止令の撤回を求めた。 一時は避妊手術の義務化を撤回する事で和解したが、一部の自由と人権擁護を掲げた過激派が暴動を起こし、武装した集団による強奪行為が横行。管理区と非管理区での確執が深まっていった。 これに対し"EHB"では無人宙域偵察機3機を有人仕様に改造し、管理区の警備に投入する。圧倒的な火力差の前に暴動は沈静化していったが、この"EHB"のやり方に疑問を抱いた操縦士"Lars Schneider"の離反により状況は一転、緊迫した状態が続くようになる。
 そして2295年10月31日、小競り合いが続く中Dras Rosso議長は非管理区への攻撃を決定する。操縦士として訓練を受けていたDrass Rosso艦長 、操縦士Micheal Janckerと非管理区側についたLars Schneiderの戦闘ユニットが戦いの中心になるが、Drass RossoとLars Schneiderの死亡により終結。 これが後に第一次自由戦争と呼ばれるようになる。また同時期に通貨が出現する。

2295年

 "第一次自由戦争"は終結するが、世論は次第に混乱し地球への回帰運動が高まる。

2299年

 世論の圧され中央権力機関"EHB"が離散。
各地で食料暴動が激化、地方国家の出現と軍需産業が発展。

そして、100年後の2399年。
地方国家による第二次自由戦争が勃発するのだった…。

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